唾液は大切! そのⅡ

前回は唾液量の少ない人のお話をしました。

今回はなぜ唾液量が少ないと虫歯になりやすいかをお話しします。

1)自浄作用

唾液は1日1~1.5ℓ分泌されています。その99%が水分です。その水分で食べかすを洗い流しています。しかし睡眠中は唾液量が極端に減少しますので、就寝前の歯磨きは大切です。

2)緩衝作用

食事をすると虫歯菌は酸を出して歯を溶かし(脱灰)初期虫歯を作ります。唾液は酸性に傾いた口の中をすばやく中和して脱灰を防ぎます。これを緩衝作用といいます。

3)抗菌作用

唾液の中には、いろいろな酵素(リゾチーム、ペルオキシダーゼなど)や免疫グロブリンが含まれており、虫歯菌を分解したり、発育を阻害したりしています。

4)再石灰化作用

唾液の中にはカルシウムイオンやリン酸イオンがたっぷり溶け込んでいます。酸が初期虫歯を作ると、これらのイオンが再石灰化してもとどおりに修復してくれます。

 

以上が唾液の力です、すごいですね。唾液量が減ると虫歯になるリスクが高くなります。

日ごろからよく咀嚼をして唾液の分泌量を多くしましょう。